節約といえば、家計簿。学生の皆さん、「家計簿はお母さんがつけるもの」と思っていませんか?
一人暮らしの学生さんも、自分一人とはいえしっかり家計を預かる主なのですから、家計簿をつけたってちっともおかしくないんです。 自分がどれくらいお金を使っているかきっちりわかる、大学生版の家計簿の付け方をご紹介します。
大学生版!賢い家計簿の付け方
家計簿の種類
家計簿専用のノートでないと、家計簿は付けられないと思っている学生さんはいませんか? 専用のノートでなくても家計簿は簡単に作れるんです。
家計簿に使えるもの
- 大学ノート(罫線が引いてあればどんなノートでもOK)
- パソコン(Excelなどを利用、ネット上にも家計簿用のソフトが無料で公開されている)
- 携帯ゲーム機(専用のソフトが販売されている)
- スマホアプリ
実際に家計簿をつけてみよう
月の初めにやっておくこと
まずは、ひと月でどれくらいのお金が入ってきているのかをチェックしましょう。この金額がひと月の基本金額となります。 ノートなどの一番上に記入しましょう。
使うお金のカテゴリーを作る
自分がどんな名目のお金を使うのかを把握しましょう。例えば
- 家賃
- 公共料金
- 食費
- 友達づきあい
- 携帯
- 趣味
- サークル
- デート
など、お金の使い道をカテゴリー分けしてみましょう。
固定費を記載
固定費とは家賃など、毎月一定の金額が出ていくもののことです。このとき固定費として、ひと月の貯金額を引いてしまってもいいかもしれません。
公共料金は大体の金額でOK
電気・ガス・水道は毎月変わるもの。
でも実際は請求が来るまで値段はわからないものですよね。こうした公共料金は、概算でOK。前月のものを参考に、ちょっと多めに記載しておきましょう。
一日の終わりにやっておくこと
今日一日で使ったお金を記載しよう
家に帰ったら、一日に使った金額を家計簿に記入しましょう。この時、月の初めに決めたカテゴリーに合わせて書き込んでいきましょう。お店のレシートを取っておくと便利です。 1円単位まで厳密に計算しようとする必要はありません。100円単位くらいで大まかな出費を書いていきましょう。
一日の反省点も書いておこう
ノートの余白に、一日の感想を書いておきましょう。 「つい買い食いしすぎてしまった」「飲みすぎちゃった」 など、使いすぎの原因を書いておくと後から見直しやすくなります。
ひと月の終わりに
収支の分析をしよう
一カ月分の家計簿をつけ終わったら、一ヶ月間の自分の行動を見直しましょう。 どのカテゴリーの金額が多いのかが分かると、次の月の節約のめどが立ちます。 また、トータルで赤字になっているようなら「なぜ赤字になったのか」 、生活費をうまく節約できていたら「どこで頑張れたのか」を 書きためておいた反省点を見ながら分析しましょう。
お金が余ったら?
黒字で生活費が余ったら貯金しましょう。 毎月お金が少しずつ貯まっていくことで、自分のモチベーションも向上します。 目標額までお金を貯めることができたら、自分にご褒美を買ってもよいでしょう。